過去ログ - いーちゃん「魔法少女?」哀川「そうともさ」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/04(月) 04:40:06.66 ID:oxVjrPkCo
退屈な時間はどうして退屈なのか。
それは退屈であるからということ以外に理由がない。
じゃあなんで楽しい時間は楽しいのか。
それは友達だったり、恋人だったり、あるいは仇敵だったり
そんな人間と一緒に過ごしているからだろう。
つまり何が言いたいかというと
僕は今大変に暇である、ということだ。

「振り回されるのは、楽しいことなのかな…」

戯言だろうなぁ…そんな風に思いながら僕は哀川さんの言葉を思い返していた。

いーたんはいるだけで厄介事を引き起こしちまうんだからテキトーにここでブラブラしててくれ。
そのうち厄介事に巻き込まれたら私が参戦してやるからよ。

僕は探知機かなにかかよ。
しかも引き起こすってさも僕が原因のような…。

「いや、だいたい僕なのか」

自虐的になるなんてまるであの頃の僕みたいだ。
玖渚と人生をともにすると誓う前。
僕が誰よりもこの世で一番嫌いなのは自分自身であった頃。
今も好きなんかじゃないが。

「…」

今の僕をあの頃の僕に変えてしまいそうな何かが確かにここにある。
上手くは言えないが、しかし確実に淀みのようなものを感じる。

「…まぁ気長に待つか…」

別に急いで事件とやらを見つける必要もない。
こんなことを言うと哀川さんに殴られそうだが僕自身としては僕と関係ない誰が死んでしまおうとも一向に構わない。

「根っこは変わってなかったりして」

またそんな自虐的な文句で自分を貶める。
案外僕はMなのかもしれない。
Mだけど。


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