過去ログ - 零崎人識「殺し屋稼業……ナイトレイド、ね。傑作だなこりゃ」
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1: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/08/04(月) 08:22:49.14 ID:R0p2GdPx0


    人が次第に朽ちゆくように国もいずれ滅びゆく――

           千年栄えた帝都すらも 今や腐敗し生き地獄

 人の形の魑魅魍魎が 我が物顔で跋扈する

     天が裁けぬその悪を 闇の中で始末する



  我ら全員、殺し屋稼業――。


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2: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/08/04(月) 08:24:06.82 ID:R0p2GdPx0
 辺り一面の闇だった。
一寸先どころか、眼の前ですら何があるか視認できない。
森林の独特の香りが鼻腔を擽った事から、ここが樹林であると理解した。
そのまま仰向けの状態で寝転んでいると、
不意に軽風が吹き付けられ、近くの草々が音を奏でると同時に、
以下略



3: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/08/04(月) 08:25:09.31 ID:R0p2GdPx0




 暫くすると、どのくらいの距離だろうか、
以下略



4: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/08/04(月) 08:26:40.28 ID:R0p2GdPx0


 少年は慎重さを垣間見ることすら出来ない、悠然とした歩調で木々の枝をくぐり抜けていく。


以下略



5: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/08/04(月) 08:27:49.34 ID:R0p2GdPx0
 少年は笑いながら帝都に向け闊歩していく。
月明かりに照らされ、その姿が露となる、
背は余り高くない。染めて伸ばした髪は男にしては長く、肩の辺りまで伸びきっていて、
少し覗く耳には三連ピアス、もう片方には携帯電話かなにかのストラップが飾られている。
そして何よりも眼を引くのは、大きめの流線型サングラスですら隠しきれない、
以下略



6: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/08/04(月) 08:29:11.01 ID:R0p2GdPx0




「うわぁー、すっげえ人居るじゃねえか……」
以下略



7: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/08/04(月) 08:31:58.19 ID:R0p2GdPx0


(んー……まあ少なくとも日本国内じゃあねぇよなぁ……、

 だが会話を聞く限り日本語だけれど、容姿は完全に外国のそれ)
以下略



8: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/08/04(月) 08:33:38.25 ID:R0p2GdPx0




 一人の女性がいた。
以下略



9: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/08/04(月) 08:34:40.62 ID:R0p2GdPx0


 言うならば、それは世界そのものを殺したいと思っているかのようで、
その世界に対する膨大な殺意が器に収まりきらずに溢れ出したと表現するのが相応しい。
彼女が何度もそういう場に身を投じているからと言って、今まで殺意を感じ取って来たからといって、
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/04(月) 08:34:52.08 ID:hW3IYKMR0
零崎が魔具を手に入れたらヤバい
ただのナイフであれだけなのに……


11: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/08/04(月) 08:35:47.51 ID:R0p2GdPx0


 その少年はその場で半回転したかと思うと瞬きした瞬間を狙ったかのように、視界から消える、
と思うと少し離れた出店の商品を物欲しそうに見て、笑い、その辺を歩く。

以下略



12: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/08/04(月) 08:36:58.84 ID:R0p2GdPx0


「かはは、傑作だなこりゃ、全然掴めねぇ」


以下略



13: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/08/04(月) 08:38:07.40 ID:R0p2GdPx0


「そこの少年、困ってるみたいだな」


以下略



14: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/08/04(月) 08:39:17.65 ID:R0p2GdPx0


 その人識はというと、


以下略



15: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/08/04(月) 08:40:21.23 ID:R0p2GdPx0


「おう!なんと驚き!この地下には何千という兵器が眠っている!」


以下略



16: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/08/04(月) 08:41:20.06 ID:R0p2GdPx0


「ほーん、で、気が付いたら帝都周辺の森に居た。と」


以下略



17: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/08/04(月) 08:42:28.67 ID:R0p2GdPx0


 酒を納めたからか、蒸気した頬と緩んだ表情で、
ニマリといやらしく笑いながら応えた。

以下略



18: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/08/04(月) 08:43:33.42 ID:R0p2GdPx0


「ああん?俺か……兄貴が言うようじゃ『お前はまだまだ未熟過ぎる』

 って言われて扱かれたもんだ、兄貴からすりゃあ俺は赤子同然だったんだろうよ」
以下略



19: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/08/04(月) 08:45:14.04 ID:R0p2GdPx0


「――ああ、オネーサン、オネーサンは強いのかよ」


以下略



20: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/08/04(月) 08:47:18.46 ID:R0p2GdPx0
取り敢えず今回はこれまで、
本当はもう少し後に建てる予定だったんだけどとあるスレに触発されたので


21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/04(月) 10:06:11.69 ID:jsgcICov0
ヤバイ超期待


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