過去ログ - 祥鳳「ここは、はずれの鎮守府ですから・・・」
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2:HC8K29gL0[saga]
2014/08/05(火) 00:12:26.45 ID:HC8K29gL0
提督「……やっと着いたか、ちょっと遅れてしまったが」

提督「住所は…ここで合ってる」ピラッ

提督「いやしかし……ここどう見ても学校だよな…」
以下略



3:HC8K29gL0[saga]
2014/08/05(火) 00:13:15.27 ID:HC8K29gL0
提督(前任者がいなくなってどれくらい経つんだろうな、この鎮守府……)

 手入れの行き届いていない敷地内を歩いていくと、玄関らしきところに一人の女性が立っていた。

 細くて華奢な手足に長い黒髪、服装は白と黒のツートンだが落ちついた雰囲気によく似合っていた。左髪をひと房リボンで結ってあるのもワンポイントでよく映えている。
以下略



4:HC8K29gL0[saga]
2014/08/05(火) 00:13:58.20 ID:HC8K29gL0
提督「では早速執務室へ案内してくれ。あと、確かこの鎮守府には他にも艦娘がいたはずだろう?」

祥鳳「はい、では案内したのち招集しますね」

提督(招集しないと来ないのか……ここでの提督の立場はどうなっているんだろう……)
以下略



5:HC8K29gL0[saga]
2014/08/05(火) 00:15:42.74 ID:HC8K29gL0
 提督はカバンから辞令を取り出して今一度じっくりと読む。書かれた事に当然変化はなく、彼へ「端野鎮守府への着任を命じる」という内容が変わらず書かれているばかりであった

提督(端野…はずれの…外れの、とはまた、縁起の悪い)

 着任早々気力の下がる発想を振り払い、持参した仕事道具を取り出していると、扉をノックする控えめな音が
以下略



6:HC8K29gL0[saga]
2014/08/05(火) 00:16:29.48 ID:HC8K29gL0
 やってきたのは十名ほどの艦娘たちだった。外見年齢はさまざまだが、皆一様に若く、ほとんどが巡洋艦以下の艦娘たちだった。

古鷹「重巡洋艦、古鷹です」

加古「古鷹型重巡洋艦の2番艦、加古だよぉ」
以下略



7:HC8K29gL0[saga]
2014/08/05(火) 00:17:08.64 ID:HC8K29gL0
提督(…うん?)「とりあえず秘書艦を任命しようと思うが……」チラッ

艦娘たち「「…………」」

提督「祥鳳、頼めるか?」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/05(火) 00:17:36.47 ID:+o57mHL9O
嫁のSSとか初めて見た・・・

頑張って


9:HC8K29gL0[saga]
2014/08/05(火) 00:18:00.65 ID:HC8K29gL0
 祥鳳の話は少々長くなった。

 端野鎮守府。複数ある鎮守府の中でもとびっきり辺鄙な場所にあり、出撃任務をこなさずとも深海棲艦の脅威のない平和な海にあるため実質的な仕事は遠征以外皆無に等しい。

 そんな鎮守府だ、やってくる提督も艦娘もやはり普通ではなかった。
以下略



10:HC8K29gL0[saga]
2014/08/05(火) 00:18:44.18 ID:HC8K29gL0
 結局1カ月かそこらで憲兵にかぎつけられてその提督は逮捕、艦娘たちは別命あるまで待機を命じられた。そして、待機すること数カ月。

提督「そして、俺がここに来た、と」

祥鳳「…はい、その間に私たちは提督と言う存在、ひいては上司と言う存在に不信感を抱いています」
以下略



11:HC8K29gL0[saga]
2014/08/05(火) 00:19:13.24 ID:HC8K29gL0

提督(淡々と言っているが、隠し切れていないな……そういう性格なのか)

提督(それならば)

以下略



12:HC8K29gL0[saga]
2014/08/05(火) 00:22:24.59 ID:HC8K29gL0
とりあえず、軽い現状確認とメイン登場艦娘を出したところで本日は以上とさせていただきたく

案外あんまり書けてないことに愕然とする俺氏・・・ひえぇー

書き忘れましたが、結構地の分多めに使います。あと、更新時間はまちまちなので、見つけたら覗くくらいの気持ちでどうぞ。
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