過去ログ - いろは「わたし、葉山先輩のことが…」葉山「…俺は彼の代わりにはなれない」
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/05(火) 14:39:40.43 ID:VcNAZv+70


  * * *


パレードが終わり花火が打ち上がろうとしている。

いろはは、八幡や戸部達とは少し離れた場所にいた。傍には葉山もいる。

あらかじめ戸部に頼んで2人きりにしてもらえるようにしたのだ。


「あれ、戸部達とはぐれたか?」

「…みたいですね。あの、葉山先輩」

「うん?あまり遠くに行ってないといいが…」

「あの!少し…お話し、いいですか?」


声は震えていたと思う。
こんな経験初めてだった。

自分は傷を負わないように。
プライドを傷つけないように。
告白は相手にさせようと思っていた。

まさか自分からしようと思うなんて思ってもみなかった。


「あぁ」


葉山は短くそう答えると、いつもの笑顔を消し、真剣な顔になる
だがその顔はどこか痛々しいものをみるような、申し訳なさそうな顔つきだった


正直もう吐きそうだった

だがここまで来て今更退けない



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