過去ログ - 昼下がりの女子中学生 百合ver
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 00:15:06.55 ID:hxj0TQd00
タクシーの中は意外にも涼しかったらしく、熱気から逃げるように私はカフェの扉を開けた。
カランカランとベルが来店を知らせる。

昼間なのに、薄暗い。カーテンから差し込む光で、辛うじて一角だけ明るいけれど。

「店長ー」

カウンターにいない店の主を呼ぶ。
だいたい、お客が来なければ奥で横になっていることが多い。
勝手にカウンターの椅子に座って、伝票にアイスコーヒーと記入する。
待つこと、5、6分。のそのそと穴熊のような老人が姿を現す。

「なんにしましょう?」

店長は眼鏡をかけていなかった。
私が誰か分かっていないようだ。

「店長、ちさとです」

「え? あ、眼鏡眼鏡」

また、奥に引っ込んでいく。


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