過去ログ - 昼下がりの女子中学生 百合ver
1- 20
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 16:49:20.41 ID:hxj0TQd00
まさかとは思うけど。私は後を着いて行くような形で、自席に向かった。
私の机は教室の掃除当番のおかげでほこりが全く被っていなかった。

友人がこちらへやってくる。仲の良かった男子達も私を見つけるなり、珍しそうに近寄ってきた。

「厄介者を寄せ集めた感じ?」

男子の一人が言った。

「んなこと言ってもさ、染めたくなった時に染めとかないと今が旬じゃんうちら」

と私は返す。

「おまえの場合それだけじゃないでしょ」

「何かしたっけ」

「隣のクラスの担任殴ったじゃん。覚えてないの?」

「ん? ……ああ」

「あれ、一応、クラスの伝説トップ5入り」

「あれは、髪の毛引っ張るから痛くってつい……」

「ついで殴るか普通?」

「いやいや、女の子の髪の毛引っ張るか普通?」

「女の子って柄じゃないッしょ。今日は、どんな伝説作りに来たんですか?」

「うざッ」

笑いながら、ふと、脇を見る。谷川がかなり居心地悪そうにしていた。
おもむろに机の中から文庫本を取り出して読書をし始める。

「ねえ、谷川ってハブられてるの? なんで?」

谷川は一度、体をびしりと固まらせた。

「ちさと、聞いても無駄。そいつ、何言っても無視するから。それでハブられたのに、自覚ないみたい」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
136Res/80.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice