過去ログ - 昼下がりの女子中学生 百合ver
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75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 21:22:49.01 ID:hxj0TQd00
そうだ。この間、教わったアイスコーヒーを作ろう。
後は、デザートを買って、だべってもいいし、映画を見るのもいい。私は制服を着替えて買い物に出かけた。
いつも、我がままばかりだから少しくらいこちらがもてなしたって変じゃない。
近所のスーパーでロールケーキを見繕って、無駄にウキウキしながら私は伊藤さんを待った。
後から考えると、なんて気持ち悪いんだろう、と思う。
もう10分くらいで行く、と伊藤さんからのメールが入ったので、私はアイスコーヒーを作り始めることにした。
丁度サーバーに抽出液が二人分溜まったころに、インターホンが鳴った。
「お邪魔しまーす」
「その辺に適当に座ってて」
「なんだか、コーヒーの良い香りがする……」
伊藤さんは鼻を引くつかせた。
「アイスコーヒー作ったんだけど、飲む?」
「え、ちーちゃんそんな特技あったの?」
「最近教わった」
「あのカフェで?」
「そ」
「いーなー、カッコイイ。それ、モテるよー」
「誰に……」
「それは、ほら、私とか」
「何言ってんの」
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