過去ログ - 昼下がりの女子中学生 百合ver
↓ 1- 覧 板 20
90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/09(土) 21:16:45.47 ID:47j/1hLS0
伊藤さんの鼻先が、私の肩に押し付けられる。
「嗅がないでよ」
「にゃーん」
にゃーんじゃないし。
私は伊藤さんの顔の横に両手をつく。彼女の両膝を抑え込むように跨った。
まるで、私が押し倒しているような恰好だった。
「ちーちゃん?」
喉が鳴る。少し垂れた眉、小さい鼻。柔らかそうな唇。
何度も見てきたのに、なんで今さらこんな。
「……」
抵抗して。お願いだから。
「そんなに見つめられたら照れるよ」
嬉しそうにしないで。勘違いしてしまう。
――キューピーサンプンクッキング!
つけっぱなしのテレビの音が急に耳に入って来て、現実に引き戻される。
「あ……ごめん」
136Res/80.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。