過去ログ - 白井「わたくしたち、同じ風紀委員の仲間なんですから」
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20: ◆2GvXWu0WPw[saga]
2014/08/08(金) 07:23:07.69 ID:BqCXKRBn0

「いけませんわお姉さま」


しかし、白井は一度だけ振り返って、美琴の申し出を断った。

「学園都市の治安維持はわたくしたち風紀委員のお仕事。今度こそお行儀よくしていてくださいな」

言うやいなや、白井は再び現場へ向かって走って行く。


「た、大変なことになっちゃいましたねー」

佐天が辺りをキョロキョロとしながらつぶやくと、美琴も頷いて同意する。

「そういえばさっきの人、どこにいったんだろう……」

佐天は目を凝らして少年の姿を探したが、その姿を見つけることは出来なかった。


   *


モクモクと上がる黒い煙の中から出てくる三人の強盗を逃がすまいと、白井は彼らの前に『空間移動』で現れた。

悠然と立ちふさがる少女に、強盗たち三人の動きも止まる。

彼らは三人共目から下をバンダナで隠しており、手にはそれぞれ武器やカバンを持っていた。


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