過去ログ - スネーク「こちらスネーク、Fラン大学に潜入した。」
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1:ブラッキー好き[saga]
2014/08/06(水) 16:45:28.68 ID:ox5FaIOKO
※この話の30%ほどはノンフィクションです

キャンベル「突然だが、ある大学に潜入してもらいたい。」

スネーク「大学だって?どうしてまた大学なんかに?」

キャンベル「スネーク、君はFラン大学というものを知っているか?」

スネーク「ああ、聞いたことはある。そのー、レベルが低い大学のことだろう?」

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2:ブラッキー好き[saga]
2014/08/06(水) 16:51:34.09 ID:ox5FaIOKO
キャンベル「低い、なんてものじゃない。最底辺だ。」

スネーク「そうなのか。それで、どうして潜入を?」

キャンベル「知っての通り、この国には数多く大学が存在する。
以下略



3:ブラッキー好き[saga]
2014/08/06(水) 16:57:50.66 ID:2fHHwwvyO
キャンベル「教育レベルの低下は進む一方だ。
そこで最底辺の大学の現状を探り、
教育改革に役立てるというわけだ。」

スネーク「で、俺は何を?学生のふりでもするのか?」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/06(水) 17:04:22.00 ID:4bttpu4to
スレタイだけで笑うのはずるい
期待


5:ブラッキー好き[saga]
2014/08/06(水) 17:05:10.39 ID:2fHHwwvyO
キャンベル「これが潜入先の大学だ。」

スネーク「見取り図を見る限り…随分広いんだな。」

キャンベル「この大学は今年で5周年を迎える、かなり新しい大学だ。」
以下略



6:ブラッキー好き[saga]
2014/08/06(水) 17:12:01.56 ID:2fHHwwvyO
キャンベル「そう。この建物は『運営棟』と呼ばれているらしい。大学の校舎から100mも離れている。」

キャンベル「なぜここまで離れているかは謎だ。しかし潜入し易いという利点がある。」

スネーク「潜入は簡単だろうが…」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/06(水) 17:20:36.89 ID:ptmjVD69O
今度はメタルギアか
支援


8:ブラッキー好き[saga]
2014/08/06(水) 17:26:52.97 ID:2fHHwwvyO
キャンベル「…実は今回の潜入目的は、その点についての調査も含んでいる。」

スネーク「どういうことだ?」

キャンベル「この建物は不自然に広い。過去に何人か潜入したことがあるそうだが、帰ってこなかったらしい。」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/06(水) 17:29:27.33 ID:3ETPn9P70
この人か、期待


10:ブラッキー好き[saga]
2014/08/06(水) 17:34:56.37 ID:+3qAmrQV0
キャンベル「もちろん、公にはされていない。」

キャンベル「率直に言うと、教育の現状調査は名目にすぎん。」

スネーク「この施設の謎を明かせ…ということか。」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage ]
2014/08/06(水) 17:38:08.35 ID:rhk9XHj3O
エージェントが帰ってこない大学ってどんなだよww
期待


12:ブラッキー好き[saga]
2014/08/06(水) 17:42:03.78 ID:+3qAmrQV0
キャンベル「それと、今回の任務には協力者がいる。内部の人間だ。」

スネーク「内部の」

キャンベル「…と言っても学生だが。待ち合わせについては、当日に指示をする。」
以下略



13:ブラッキー好き[saga]
2014/08/06(水) 17:54:47.86 ID:+3qAmrQV0
一週間後…

その大学はへんぴな所にあった。
最寄りの駅へ向かう途中、車窓からは田畑が見えるだけ。しかし、その奥から突如、近代的な建築物が現れるのだ。
実に妙な感覚である。
以下略



14:ブラッキー好き[saga]
2014/08/06(水) 18:05:43.61 ID:+3qAmrQV0
ベンチに腰掛け、スマートフォンをいじるふりをする。

学生の外見は予想より普通だ。
髪を染めている奴はいるが、ごくわずかである。
あからさまな不良はいなかった。
以下略



15:ブラッキー好き[saga]
2014/08/06(水) 18:12:38.53 ID:+3qAmrQV0
テレレレン!テレレレン!

キャンベル「スネーク、駅に着いたようだな。」

スネーク「ああ。」
以下略



16:ブラッキー好き[saga]
2014/08/06(水) 18:20:46.14 ID:+3qAmrQV0
「スネーク、聞こえる?」

スネーク「ああ。」

「私はセシリア。教育のスペシャリストよ。」
以下略



17:ブラッキー好き[saga]
2014/08/06(水) 18:29:16.03 ID:+3qAmrQV0
セシリア「早速だけど、何か気になることはある?」

スネーク「ああ、中国人らしき学生が多く見られる。彼らは留学生か?」

セシリア「ええ。レベルが低い大学だと、当然だけど学生は集まらないわ。」
以下略



18:ブラッキー好き[saga]
2014/08/06(水) 18:39:42.24 ID:+3qAmrQV0
スネーク「留学生はいいカモってわけか?」

セシリア「そうよ。正直、こんな大学に通っても本人たちにとっては無意味よ。金のために呼び込むだけ。あんまり珍しい事じゃないわ。」

スネーク「なるほどな…。」


19:ブラッキー好き[saga]
2014/08/06(水) 18:47:24.67 ID:+3qAmrQV0
スネークは駅を出て、大学へ向かった。大学の建物はかなり近代的だ。
しかし周辺には畑と、小さな民家しかなく、違和感しかない。

大学の向こうに、大きな工場が何軒か見えてきた。
有名な大手企業のロゴが貼り付いている。
以下略



20:ブラッキー好き[saga]
2014/08/06(水) 18:55:43.36 ID:+3qAmrQV0
コンビニは2軒ほど、駅の近くにある。しかしファミリーレストランや呑み屋の類いは無い。

スネーク「学生は何処で遊ぶんだ?この辺りには何も無いぞ。」

セシリア「そこから電車で3駅のところに、ちょっとした盛り場があるみたい。おそらくそこに集まるんでしょうね。」
以下略



21:ブラッキー好き[saga]
2014/08/06(水) 19:08:28.00 ID:+3qAmrQV0
大学の門に近づいた。問題の『運営棟』が左手に大きく構えている。

実物を目にすると、想像以上に巨大な姿があった。後ろに見える工場と、大きさはほぼ変わらない。

スネーク「不自然すぎる。あまりに大きい…。」
以下略



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