過去ログ - 偶像仕事人『禍福は糾える縄の如し』【モバマスＳＳ】 -SS速報VIP

過去ログ - 偶像仕事人『禍福は糾える縄の如し』【モバマスＳＳ】

↓ 1- 覧 板 20

12: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/08/07(木) 12:31:29.62 ID:KareFxF30
車窓に流れる景色を眺めながら鷹富士茄子は考える。
鷹富士茄子は生まれながらにして運に愛されていた。特に何をしたわけでもないのに彼女の下には幸運が転がり込んでくる。
それは落し物を見つける、偶然が巡って表彰される、等ささいなものではあったが、他人からすれば奇異な物に映っただろう。

そして人並み外れた幸運を持ちながらも、鷹富士茄子は歪むことなくまっすぐ育った。

以下略

13: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/08/07(木) 12:34:20.33 ID:KareFxF30
―夜、Ｆプロ事務所ビル

みく「あ、すいません」

Ｆ事務員「はい、どういった御用事でしょうか？」

以下略

14: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/08/07(木) 12:35:13.42 ID:KareFxF30
一旦終了。続けば本日の夜

15: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/08/07(木) 23:07:48.72 ID:KareFxF30
―一週間後、ＳＨプロ

ＳＨプロに静岡Ｐの驚く声が響き渡る

静岡Ｐ「ハアッ！？」

以下略

16: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/08/07(木) 23:11:18.31 ID:KareFxF30
―同日、Ｆプロ、社長室

えふ社長「…ほたる、正直に話を聞かせてくれ」

ほたる「…わ、私」

以下略

17: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/08/07(木) 23:19:01.96 ID:KareFxF30
―同日、路上

男優「お、お姉さん美人だね、俺と一緒にお茶飲まない？」

のあ「…結構よ」

以下略

18: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/08/07(木) 23:21:57.36 ID:KareFxF30
男優「でもあの子の両親まで殺して、よくやるっすね」

えふＰ「貴方も共犯でしょうに」

茄子「（…！）」

以下略

19: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/08/07(木) 23:23:07.31 ID:KareFxF30
ほたるは交差点で夜空を見上げる。
悲しい時、辛い時、彼女はそうしてきた。そこにある輝きは何万年も輝き続けている。
永遠とも思える輝き、それは全てが偶然の産物だ。奇跡の産物だ。
ならば、今ここにいる自分はどれだけの輝きを出せばあれに匹敵する輝きを出せるだろうか。

以下略

20: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/08/07(木) 23:23:51.70 ID:KareFxF30
一旦休憩

21: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/08/08(金) 00:58:59.26 ID:rIFVh+qX0
―翌日、総合病院

みく「…面会謝絶、か」

茄子「…ごめんなさい、ちょっと、ね」

以下略

22: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/08/08(金) 01:01:39.16 ID:rIFVh+qX0
えふ社長「…私だ」

茄子は社長の声が届く範囲に身を隠す。足元に注意しながら。

えふ社長「…フン、誰かに目撃された上におめおめと見逃すとはな。…もちろんだとも、ほたるは跳ね飛ばされたよ。…何？　ハッハ、確かにその通りだ。突き飛ばした、の間違いだな」

以下略

44Res/49.61 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ