過去ログ - 由比ヶ浜「キス……しても、いい?」 八幡「なっ!?」
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169: ◆EJ0MB3jlw2[saga]
2014/08/10(日) 23:59:48.57 ID:0KAbNpcr0
   【過去篇其ノ十:勝負の行方は、平塚静のみぞ知る。】



   〜高校三年時、2月下旬〜

一色「え〜、皆様、本日はお集まりいただきありがとうございまーす!
一色「それじゃあ早速、卒業式の会場設営始めちゃいましょー!」

生徒会役員共「「「「おぉー!!!」」」」

結衣「お、おぉーっ!!」
八幡「お〜……」
雪乃「…………」



一色「せんぱ〜い、ダラダラしてないでとっととこれ運んじゃってください」

八幡「言われんでもさっきから動いてんだろ」バタバタ


小町「雪乃さーん、照明や音響の設定ってこんな感じで大丈夫ですか?」

雪乃「そうね、照明は問題ないと思うわ。しかしマイクの音はもう少々大きくしておかないと、一番後ろの人は聞こえにくくなってしまうのではないかしら」

一色「ん〜……。じゃあマイクの音量テストするんで、結衣先輩、一番遠くに立っててもらえますかー?」

結衣「あ、うんっ!」マイク チェック ワンツー♪


小町「お兄ちゃん、イス並べるの雑すぎっ! そこんとこ曲がってんじゃん!」

八幡「え、どこ」

小町「ほらそこ! 後ろから5列目のー……」

八幡「はいはい。直してきますよ」


一色「雪ノ下先輩、送辞の言葉ってこんな感じでOKですかねー?」
雪乃「……流石に、それを3年に聞くのはどうかと思うのだけれど」




・・

・・・

・・・・

・・・・・


雪乃「ふぅ、なんとか終わったわね」

結衣「疲れたーっ!」

八幡「なぁ……。なんで俺等、1・2年から顎で使われなきゃなんないわけ?」

雪乃「あなたが小町さんや一色さんからいいように使われているのは、いつものことじゃない」

八幡「おまえな、聞いてて悲しくなる様な現実をわざわざ突き付けてくんなよ」

雪乃「あら、自覚はあったのね」




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