過去ログ - 由比ヶ浜「キス……しても、いい?」 八幡「なっ!?」
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267: ◆EJ0MB3jlw2[saga]
2014/08/16(土) 15:33:15.05 ID:dTyV6juY0



八幡「……結局、おまえの言う通りになったな」

雪乃「何の話かしら?」

八幡「ほら、俺が由比ヶ浜と距離を置くなんて無理とかなんとか、前に言ってただろ」
八幡「なんなの? エスパー?」


八幡(高校卒業後由比ヶ浜は、『別々の学校になってもあたし達なら大丈夫』という発言を現実にしてみせた)
八幡(その時点で俺の逃げ道はなくなり……いや、違うな)
八幡(どうしようもなく臆病だっただけで、本当はもっと前から、逃げずに向き合いたいと思っていたのだ)

八幡(俺は由比ヶ浜と、そして俺なんかを友達だと認めてくれた雪ノ下に、背中を押してもらったに過ぎない)


雪乃「あんなの、予知や予言という程のことでもないわ。見ていれば容易に想像のつくことよ」

八幡「そうかい」

雪乃「えぇ。由比ヶ浜さんの想いは言うまでもなく分かりやすすぎるくらいだったけれど、高3の頃には既に、あなたの方も大概だったもの」


八幡(やだこれ恥ずかしい……)


雪乃「けれど、せっかく付き合い始めたというのに、普段のノリは高校時代とあまり変わっていないのね」

八幡「まあな。こんくらいが丁度良いだろ」

雪乃「さっきはつい囃したててしまったけれど、私が居るからといってそこまで気を遣わなくてもいいのよ?」

八幡「やめろやめろ。雪ノ下が居ようが居まいが、俺と由比ヶ浜の関係はこんな感じだ」




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