過去ログ - 由比ヶ浜「キス……しても、いい?」 八幡「なっ!?」
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362: ◆EJ0MB3jlw2[saga]
2014/08/21(木) 18:30:38.84 ID:ht0Ztz5y0
   【デート篇Y:ここから、彼と彼女の新たな関係が始まる。】



結衣「ヒッキーのこと、ずっと前から──」

八幡「止めろっ! それ以上は、言わないでくれ……」


最後まで聞いてしまったら、きっと本心を告げることができなくなる気がした。
由比ヶ浜の言葉に流され、上っ面の関係を築くのなんて、真っ平ごめんだ。


八幡「俺はまだ、おまえと付き合うことはできない」


由比ヶ浜の瞳から、一筋の滴が零れ落ちる。
このままじゃいけない。
早く、早く次の言葉を告げなければ。


八幡「っ……」


過去の様々なトラウマが甦る。
昨日、由比ヶ浜と向き合う覚悟を決めたはずなのに、体が震えて言葉が出ない。
俺は一体、どこまで臆病ものなんだ。


結衣「…………うぅっ……あたしのこと……友達として、しか……見れない……の?」


嗚咽に塗れ、途切れ途切れながらも、小さなこぶしを握り締め、由比ヶ浜は必死に言葉を紡ぎ出す。

違う。
違うんだ。
そうじゃない。

俺は──
俺は────



八幡「俺は、由比ヶ浜結衣のことが…………大好きだっ!!!!!」





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