過去ログ - 由比ヶ浜「キス……しても、いい?」 八幡「なっ!?」
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409: ◆EJ0MB3jlw2[saga]
2014/08/23(土) 01:27:09.83 ID:632xIbsv0
   【誕生日篇W:またしても、思い悩み、問い直す。】



散々恥ずかしい思いをさせられ、頭が沸騰しそうなままあっという間に時間は過ぎ、早くも夕方である。

由比ヶ浜はゲーセンでもカラオケでも、非常に楽しそうにしていた。
俺はてっきりデートなんだし映画でも見たがるものかと思っていたのだが、由比ヶ浜曰く
「映画だったらDVDでも借りて、家でのんびり見た方が良くない? あ、そうだ! 今度ヒッキーんちにオススメのやつ持ってくからっ!」
とのことだ。
ラーメン食いに連れていく件に引き続き、2つ目の約束まで取りつけられてしまったな。
由比ヶ浜さんマジ策士。

そんなこんなで帰宅のお時間。
俺は由比ヶ浜の家の近くまで来ていた。

結衣「まだそんな暗くないし、わざわざ送ってくれなくても良かったのに。……まぁ、凄く嬉しいんだけどさ」

頭のお団子をくしゃりといじりながら、由比ヶ浜が照れつつ微笑む。
だから何で一々仕草が可愛いんだよ!
うっかり惚れちゃうだr……いやまぁ、既にベタ惚れですけれども……。

八幡「たしかに最近日が伸びてきたよな。でも俺がしたくてしてるだけだから、気にすんな」

結衣「うん。ありがと」

八幡「それに……、ちょっと今日は、渡したい物と言いたい事があってな。中々切り出せなくてここまで連いて来たってのが正直なとこだ」

結衣「……?」




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