過去ログ - 由比ヶ浜「キス……しても、いい?」 八幡「なっ!?」
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60: ◆EJ0MB3jlw2[saga]
2014/08/08(金) 01:45:51.39 ID:S15mwo790
八幡(由比ヶ浜が、俺に抱いているであろう特別な想い。そんなものは存在しないと、どうせまた俺の勘違いだと、ずっとそう思ってきた)

八幡(いや、そう自分に言い聞かせて逃げてきたんだ。そうしなければ、自制が利きそうになかったから)

八幡(かけがいのない存在なんて作りたくはなかったのに、由比ヶ浜のことが、奉仕部がそうであると認めてしまいたくなかったから)


八幡(だが、目をそらし続けるのは、もう限界なのかもしれない……)



八幡「由比ヶ浜、俺は今のぬるま湯のような関係性が好きだ。おまえはそうじゃないのか?」

結衣「好きだよ。でも……、それでもあたしは……」

八幡「……仮に、仮にだ。俺と由比ヶ浜の関係性が、何か別のものに変わったとする。でも、そんなのきっと1年間も続かないぞ?」

結衣「……どういう意味?」

八幡「そういうのはな、同じ高校・同じ部室で共に時間を過ごしていたからこそ芽生えた、ほんの一時の感情に過ぎない」
八幡「そんなものは幻想なんだと、少し離れればすぐに気付くことになる」

結衣「あたしは、そんなことないと思うけどな……」

八幡「そんなことあるだろ、きっと……」

結衣「……っ」



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