6: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/08/07(木) 22:43:10.90 ID:iJvGxYcs0
001
7: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/08/07(木) 22:45:52.18 ID:iJvGxYcs0
「気合入ってますね、川島さん」
と、プロデューサーがいつの間にか人数分のドリンクを持ってやって来ていた。
他のメンバーもアンコールの支度を終えたのか、勢揃いしている。
8: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/08/07(木) 22:47:44.15 ID:iJvGxYcs0
そんなネガティブの底の底まで辿り着いてしまった感覚に、思わず口が勝手に開いてしまった。
「君は……昔に戻りたい、って思うこと、ある?」
9: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/08/07(木) 22:49:52.43 ID:iJvGxYcs0
こめかみをさすりながら、彼はにこりと笑って見せる。
私の一番好きな彼の表情。
彼自身に対して恋愛感情は一切ない、と断定できる。
10: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/08/07(木) 22:51:52.98 ID:iJvGxYcs0
003
11: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/08/07(木) 22:53:56.71 ID:iJvGxYcs0
「川島さんこそ、大学はどうしたんだよ?」
大、学……?
12: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/08/07(木) 22:55:54.52 ID:iJvGxYcs0
偶然、そこにあった阿良々木くんの足を踏んづけてしまった。
偶然にも全体重が掛かってしまったし……あら、痛そう。
偶然とは言え悪いことをしちゃったわね。
おほほ、と笑いながら足を退けてあげる。
13: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/08/07(木) 22:58:24.07 ID:iJvGxYcs0
004
14: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/08/07(木) 22:59:57.93 ID:iJvGxYcs0
「へえ……おめでとう、阿良々木君。やっと彼女いない歴に終止符を打てたじゃない」
「余計なお世話だよ」
15: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/08/07(木) 23:01:04.40 ID:iJvGxYcs0
「ようし、今日は阿良々木君の新しい門出を祝って飲もう!」
「昼から飲むの!? それに僕未成年だから!」
16: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/08/07(木) 23:02:55.25 ID:iJvGxYcs0
005
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