過去ログ - ダンガンライブ! 希望の学園と絶望のスクールアイドル
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/08/07(木) 23:27:25.97 ID:kPTHYaiu0
 微睡の中、頬に当たる硬く、冷たい感触ににこは目を覚ました。

 しょぼしょぼとぶれる目で、自分の頬に触れていた物へと視線をやると、それははたして机の天板である。

 どうにも教室の机に突っ伏して寝ていたようだ、と合点しにこは凝り固まった身体を伸ばす為にその場で伸びをした。腰と腕の骨が悲鳴を上げる感触が、やけに心地良い。

 ラブライブに出演とは、妙な夢を見たわね。そう一人ごちたところで、教室内がやけに暗いことに気が付く。電灯がついているので、何も物が見えない程に暗い、というわけではないのだが、夜中に自室で目覚めたような、そんな気分がしたのだ。

 誰も起こしてくれず、夜になってしまったのだろうか。訝しがりながら窓へと顔を向けた瞬間、僅かに残っていたにこの眠気は吹き飛んだ。

 窓に鉄板が打ち付けられている。僅かな隙間すら無く、目に見える範囲全ての窓に、硬質のそれは嵌めこまれていた。


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