過去ログ - 「あっしがおっ死んじまった話」
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52: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2014/08/09(土) 23:30:50.49 ID:RwDKkIVo0
トタンに、鍵を開けた事を後悔しました。

月明かりに照らされたミチコは……濡れた髪を後ろで結った妹は……。
……美しすぎたのです。輝かしく……麗沢(つややか)で……ナマメかしい……。

「アア……お兄様」

ミチコがあっしの腕に飛び込んできました。
石鹸の香りがただよいました。胸がムズ痒くなる香りです。
泥や草木の臭いじゃない……女の香りが、妹からしたのです。

地獄の女の裸体が、脳裏をよぎりました。


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