過去ログ - 【オリジナル】SPECIAL district No.10
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/10(日) 18:57:20.28 ID:NvNg2o5sO


『でっへっへっへ!!がーっははっはっはっは!!!』


農地もちらほらと見える、街の中心から少し外れた住宅街

そこのそこそこ広い公園で、酒に酔ったような笑い声をスピーカーで響かせて


"ヴィラン"らしき輩がヤケにでもなったかのように
自慢の多脚戦車マシンでオラオラと暴れまわっていた。


背の高い機体から脚やアームが幾つも伸びてあちこち暴れまわる。

木だの電柱だのとを壊しまくり、辺りに迷惑を振りまいていたのだった。



『どーーだー!!思い知ったか!!テメエらなんか全員ぶっこわしてやるよぉお!!ちきしょーーがーー!!』



何故ここまで自棄になっているのかといえば

この男、齢50歳にして職を追われており、その鬱憤がつい爆発してしまったからなのであった。


しからばと自前の超人的な頭脳を活かし、長年の経験で培った技術を無駄に存分に発揮して、


この"タコ脚戦車"ともいうべきマシンを作り上げた。という経緯があるというのだが


これは逮捕した後に、尋問してなって分かったことであるし

たといこの時点で分かったとしても、それで同情できるかといえばそれもなし



「この糞ヴィランがー!知るかー!何がぶっ壊すだチキショー!!」


特に住宅ローンで買ったようなマイホームを壊されたとなれば
その憎さたるや、ひとしお といったところであろうか



『うるせぇえっ!!てめえみてえな家庭も家もある奴なんぞに分かってたまるかー!!』


「だから知らないっていってんだろうが!!このXXX、どわあっ?!」


『死ねーーーっ!!!』




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