過去ログ - 【オリジナル】SPECIAL district No.10
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/10(日) 19:01:02.35 ID:NvNg2o5sO


眼前のマッチョ男は全身にカラフルなタイツを着てマントを羽織り

遠くから見ても「彼はヒーローだ」と分かるような格好をしていた。


要は、彼は"ヒーロー"なのであった。

一応ではあるが


阿智「こっちとしても中々高待遇の報酬をしていると思ってるんですけど…まだ引き上げるつもりなんで?」


「さてな、それは互いに相談次第じゃないのか?」


阿智「………ふん」


一応というのは、
彼はいうなれば雇われヒーローというヤツなのであった。



いくら特殊なパワーを持つものと言えど、
殴られれば痛いし撃たれれば死ぬ


そんななかで、自ずから
しかも「無償で正義を為します」なんて物好きは、

まあ熱血ヤンキー少年かゴッサムのお金持ちくらいに限られるのであって


しからば、こういう荒事となると税金を投入してでも
政府はお雇いヒーローを外注するハメになるのであった。


阿智「(……メンドくさい役回りだなぁ、ったく)」


そして阿智という男は、その際にヒーローとの交渉役として使われる立場にいるのであった。


何故か、それは彼が法学部卒なので
というそれだけの理由であった。




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