過去ログ - 【オリジナル】SPECIAL district No.10
1- 20
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/10(日) 19:33:41.04 ID:NvNg2o5sO

ーーーー
ーー



エル「……………」


電話によって現場に呼び出された高江 エルは、酷くストレスを感じ

そのことを惜しげも無く表情に出しているのだった。


阿智「スミマセン高江さん、まあ言うまでもなくヘルプってやつです」


エル「言わなくてもいいわ……大体のことは見てわかったから」


彼女の考えていることはただ一つ

可愛い後輩とのせっかくのドライブを取りやめて

どうして自分は冴えない30前の男といなければならないのか、ということだった。


エル「…………」


阿智「……あ〜、今度ゴハンでも奢りますんで、それで手打ちにしてください」


それに何かを察して彼としては何ぞフォローをいれたつもりだったのだが、
それは文字通りに、むしろ逆効果であった。


エル「別にいいわ、それに……そのことで得するのは貴方の方でしょう?」


阿智「………ですかね」


エル「そういうこと話す時は…もう少し下心を隠す努力をしなさい」


阿智「あらら……なるほど、ね」


エル「そうすればお酒の一杯でも付き合ってあげないこともないわ……」


阿智「へえ、本当に?」


エル「ええ……」


勿論これは嘘である。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
47Res/41.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice