過去ログ - 小町「お兄ちゃん、誕生日おめでとー!」八幡「おー、サンキューな」
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18: ◆5m18GD4M5g[saga]
2014/08/09(土) 21:20:02.25 ID:c/JRC8N20

陽乃「こーら、わたしを見るなりそんな嫌そうな顔しないの比企谷くん。せっかく来たのにそんな表情されたらお姉ちゃん悲しいなぁ……」

八幡「残念ながら陽乃さん、俺に姉はいないんでそんな事を言われても困ります。というかなんでカーテンの裏から出てきたんですか、もう少しましな登場の仕方があったと思うんですけど」

陽乃「えー、だって普通に登場しても面白くないじゃない?」

八幡「登場する面白さに時間をかけるなら、もっと他の事に時間を使った方が有意義だと思いますけどね」

陽乃「あらら、これまた手厳しい」

八幡「すいません、何分受験勉強で気が立っているもので」

陽乃「あー、そっか。比企谷くんって今年高校3年生だから今は受験勉強真っ盛りか。どう? 勉強は順調?」

八幡「まぁ……ぼちぼちです。この前の模試では志望校でA判定出てるんで、このペースを継続すればいけると思います」

陽乃「ふーん、なるほどなるほど。まぁわからない所があればわたしに遠慮無く言ってね。イロイロ手取り足取り教えてあげるからさ」ニコッ

八幡「はぁ……、それはどうもありがとうございます(相変わらず完璧な作り笑いだよなぁ……)」

陽乃「ふふっ、そこで浅く溜息をつくのが比企谷くんらしいよね。普通こんな美人なお姉さんに迫られたら無下にはしないと思うけどなぁ」


雪乃「……姉さん、寝言は寝てから言って頂戴。それとまだ私達と比企谷くんとの会話は終了していないのだけれど、勝手に口を挟まないでもらえるかしら」


陽乃「ああごめんごめん雪乃ちゃん、別に比企谷くんを取って食べたりしないからそんなに怒らないで」

雪乃「……別に、私は怒りを感じているわけではないのだけれど」

いろは「(そう言ってる雪ノ下先輩が拳を握り締めてるのは言わない方がいい……ですかね?)」

小町「ま、まぁまぁ雪乃さん落ち着いてください! えーっと、あの、その……あ、そうだお兄ちゃん! ちょっと近くのコンビニで飲み物買ってきて! ほら、お金は小町が出すから!」

八幡「え、なんでそこで俺が買い出しに行かなきゃ行けないの? しかも今日は滅茶苦茶気温高いし家から出たくないんだけど?」

小町「このニブチンさん! ごみいちゃん! つべこべ言わないで買って来なさい! 今日がお兄ちゃんの誕生日だからといって、お兄ちゃんが主役とは限らないんだよ!?」

八幡「おいバカお前やめろ、小学生の時のトラウマが蘇ってきちゃうだろうが」

八幡「(クラスメイトから俺の為に歌われたバースデーソングかと思ったら、同じ日に生まれた奴の為に歌ってたとかもうね……、やっぱり世の中ってクソだわ)」

八幡「……てか別に買い出しに行っても構わねぇけど、この人数分の飲み物買うとなると1人じゃキツイんだが?」

戸塚「あ、それならぼくも手伝うよ八幡」

八幡「よしわかった小町、飲み物の買い出しに行けばいいんだな? そうと決まれば行くぞ戸塚。今は一刻も時間が惜しい。あ、ちょっと待ってやっぱ着替えてくるから3分待っててくれ」ダッ

戸塚「え、あ、うん。じゃあぼく玄関で待ってるね」

小町「(……お兄ちゃん、それはちょっと露骨過ぎて流石の小町もドン引きだよ……)」


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