過去ログ - 【艦これ】「私は深い海の底から貴方を想い続ける」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:07:51.15 ID:mnt4/+5ao

 叢雲、天龍、電、雷の四人は順調に遠征を終え、鎮守府への帰路を急いでいた。
 この遠征を何度もこなしているという叢雲は、海流を利用した近道を三人に案内している。

「叢雲、この海路で本当にあってるのか?」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:08:18.68 ID:mnt4/+5ao

「よし、俺についてこい」

「だからアンタじゃなくて、私だって。なんでアンタが偉そうなの」
 
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:08:45.61 ID:mnt4/+5ao

「龍田さんから言われてるのよ」

「何を」

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:09:13.45 ID:mnt4/+5ao

「道案内は任せる」

「ええ、この電探で……」

以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:09:49.48 ID:mnt4/+5ao

「待って、かなり弱い反応よ。しかも、深海棲艦じゃなくて艦娘」

「弱いって、遠いんじゃないのか?」

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:10:19.04 ID:mnt4/+5ao

 天龍は電の視線を感じ、うなずいた。

「救助に向かう。叢雲、詳しい座標を」

以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:10:49.35 ID:mnt4/+5ao

「さすがは、天龍さんなのです」

「それでこそ、栄えある第二艦隊の旗艦ね」

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:11:17.50 ID:mnt4/+5ao

 一瞬の緊張から転じて訪れた、敵ではないという安心感。それが一同の意識をやや弛緩させていた。

 その弛緩は、数分後に再び緊張に取って代わられることとなる。 

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:11:44.44 ID:mnt4/+5ao

「しっかりするのです!」

 駆け寄った電は艦娘に手をさしのべる。

以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:12:12.28 ID:mnt4/+5ao

「……るな」

「なによ!」

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:12:41.66 ID:mnt4/+5ao

 天龍が主砲を構え前に出る。叢雲はその場から動かず、周囲を電探で探っている。

「何の真似だ」

以下略



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