過去ログ - 【艦これ】「私は深い海の底から貴方を想い続ける」
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:17:47.51 ID:mnt4/+5ao

「天龍さん?」

「艦隊旗艦としての命令だ。三人とも砲を戻せ」

以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:18:19.34 ID:mnt4/+5ao

「提督も、もういない」

「……知ってる」

以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:18:45.27 ID:mnt4/+5ao

 そして即座に電と雷を呼ぶと、

「俺が責任を取る。燃料と砲弾、高速修復材、少しばかり出してくれ」

以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:19:12.35 ID:mnt4/+5ao

「これは、電の意思なのです。天龍さんに無理強いされたわけじゃないのです」

「私も、電に賛成するわ」

以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:19:38.94 ID:mnt4/+5ao

「高速修復材は……ドックもないし明石さんもいない。せいぜい大破が中破になるくらいよ」

「……なぜ」

以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:20:05.71 ID:mnt4/+5ao
 
「気にすんな」

 もう二度と会うことはない。と天龍にはわかっていた。
 死んでしまったと知っている提督に会うために、すでに廃墟と化した鎮守府へ行くと言ってるのだ。
以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:20:31.96 ID:mnt4/+5ao




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以下略



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:20:58.10 ID:mnt4/+5ao

 提督は、解析された記録の再生を止めた。
 廃墟となった鎮守府にも、今は亡き提督にも覚えがある。

 その提督は、艦娘の運用のかんする論文を発表していたはずだ。
以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:21:27.48 ID:mnt4/+5ao

 鎮守府の破壊された日付。
 天龍たちが艦娘と出会った日時。
 最後の特攻、あるいは捨て艦として向かわされたのであろう海域の緯度経度。
 万に一つの僥倖で生き延びた艦娘が鎮守府へと戻るための海路と時間。
以下略



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:22:18.79 ID:mnt4/+5ao

 花を買おう。

 提督は思った。誰に頼めばいいのだろう。
 世間知のある鳳翔か、あるいはこの手のことに詳しそうな龍驤か。
以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:22:44.68 ID:mnt4/+5ao




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以下略



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