過去ログ - 【艦これ】「私は深い海の底から貴方を想い続ける」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:05:54.14 ID:mnt4/+5ao

 私たちの提督は最低だった。
 最低の男だった。
 彼にとって私たちは、代替可能な「力」であり、「女」だった。
 戦果を挙げるためには、艦娘の犠牲がどれほどのものであろうと彼には関係なかった。
 100の戦果を挙げるのなら、99の艦娘を犠牲にしたとしても1の戦果が残る。それが彼の基本の考えだ。
 反発は必至だった。
 反抗は皆無だった。
 私たちは艦娘。言葉だけならいざ知らず、行動で提督に逆らうことなど不可能。
 せいぜいが意見具申。それもまず確実に握りつぶされる。
 そんなことはない、と言う艦娘もいる。演習で出会った他の鎮守府の艦娘の中にはそう言う者たちもいた。
 彼女らが嘘をついているとは思いたくない。だから言い換えよう。
 少なくとも、私たちの鎮守府では反抗など不可能だったと。


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