32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/10(日) 16:46:07.63 ID:PqSllGERo
  
  自分の腕を必死に抱いて二歩ほど離れるあの子はもう涙目。 
  ちょっとどうかしてしまいそうなほど可愛い。 
  
 「なぁんだ。 
  やっぱり私のこと、支えられないんじゃない」 
  
 「当たり前ですっ! 
  というか、こんなの聞いてませんよぉっ!」 
  
  あー……エリチカ本気で嫌われるかも。 
  冗談だと言い切るには 
  越えちゃ行けないラインを踏み越えすぎたかも。 
  
  海未の目は怯えと警戒心と 
  あと他のいろいろで震えていて、 
  あと一歩でも近づくと私の身が危ない。 
  しょうがないのでスマホの写真を掲げる。 
  
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