41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/10(日) 17:07:31.61 ID:PqSllGERo
ぴくん、と振れた私の指をごまかそうともっと力をこめた。
一瞬遅れてあの子の手が握りかえしたとき、
もう少しで倒れてしまいそうだった。
ダンスが音楽と一体になって手足が自在に伸びていくような、
あの幸福な酩酊感にも似ためまいで足が動かなくなったとき、
黄色い花が目に映った。
「ああ、噂をすれば」
「海未が呼んだのかしら」
「だとしたら、すばらしい偶然ですね」
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