24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/11(月) 00:40:37.97 ID:/QqjeWdXO
ことり「……っ」
海未「お嬢様っ、どうして…」
ことり「……あの子に逆らっちゃダメなの」
海未「何故ですか……? 生徒会長を従えているのを見れば只者ではないのはわかりますが」
ことり「あの子は西木野真姫…」
海未「西木野……あの西木野ですか……? 知っていますが、しかし」
ことり「……この学校の理事はお母さんが受け持ってるけど、実質資金を援助して学校を動かしているのは西木野さんの家なんだよ」
海未「そ、そんな…!? 私はそんなこと一言も…」
ことり「はっきり言って私とあの子の家じゃ格が違いすぎる……だから、絶対に逆らっちゃダメなの……。じゃなきゃ私もお母さんも、学校も……」
海未「……そうだったのですか……すみませんでした」
ことり「でも今まで通り何にもしなかったら大丈夫だから! もう忘れよ? さっきのことは」
海未「……はい」
ことり「それよりこの後、どうしよっか? そうだ! ことり、お夕飯にハンバーグが食べたいなぁ♪」
海未「ハンバーグ、ですか……なら私は材料の買い出しに」
ことり「ことりも一緒に行く」
海未「え? しかし、お嬢様にそのような…」
ことり「学校出たら手握ってくれるって…、約束だったよね?」
海未「…はい、そうでした。でも、また急に走り出さないでくださいね」
ことり「それは海未次第だよ? ことりの手、離さないでね。うふっ」
海未「かしこまりました。お嬢様、お手を」
サッ
ことり「ん」
ギュッ
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