過去ログ - 【SAO】アインクラッドでおっかなびっくり生きる 7 【安価】
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30: ◆GVCfHyzjmtRo[sage saga]
2014/08/10(日) 23:50:40.35 ID:8Wt7Be6Do

※>>19　1


「俺あんたのインタビュー記事覚えてるんだ、あと本も何冊か持ってる。ぶら下ってた映像も見たよ、面白かった」

俺はキリトに右手を握られたままマサムネの方へ顔を向ける。

見事に頭を抱えた年下女子高生逸般人がそこに居た。

「マサムネちょっといいか？」

「えーっと……何？」

「これは限りなくアウト臭い気がするんだが」

「奇遇だね、私もそう思う」

「えっと……俺、何かまずい事言っちゃった？」

「なあ、マサムネ。頼みがあるんだが」

「アンタから頼み事をされるのは悪い気はしないんだけど、ちょっと今頭が痛くてね……」

「俺のミスではないという事を証明できるのはお前だけなんだ、頼まれてくれないか」

「ああ、なるほど……確かに」

「うむ、出来るだけ客観的にこの事実をアルゴに伝えて欲しい」

「まあ、しょうがないか」

「恩に着る」

「よく解らないけど、なんか謝ったほうがよさそうだな……すまん」

「いや、いいんだ。むしろ周囲に誰も居ない状況で助かった」

「穏やかじゃないな」

「キリト、お前にも頼みたいことがあるんだが」

「あ、ああ、何だ？」

「一緒に叱られてくれ」

「ん？それってどういう……？」

「正座で」

「正座！？？」


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