過去ログ - 京太郎「修羅場ラヴァーズ」小蒔「あなたしか見えなくなって」
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958: ◆fUP.t6E/JbsR[saga]
2014/09/15(月) 00:53:45.49 ID:oWDl15QKO
――もういい。君だけが、いてくれたら。

彼の胸に縋り付いて、涙を流した記憶。


「なぁに?」


互いに一目見た時から、健夜も、そして京太郎も、その記憶に縛られている。


「えっと……ですね」


彼女を拒んではいけないと、重く泥のように絡み付いた想い。

全てを捨て去って、彼女を抱き締めたくなる気持ち。


「うん?」


だけど、今の京太郎には、大切な物が多過ぎる。

受け取った想いや、繋いで来た縁。

何もかもを捨て去って、健夜を受け入れても、きっと彼女を幸せなお嫁さんにしてあげることは、出来ない。

だから。


「――お友達から、始めませんかっ!!」





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