過去ログ - 京太郎「修羅場ラヴァーズ」小蒔「あなたしか見えなくなって」
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967: ◆fUP.t6E/JbsR[saga]
2014/09/15(月) 01:39:28.17 ID:oWDl15QKO
冷たい風が、二人の頬を撫でる。


「……なに、それ」


身を震わせた健夜を、少しでも温めようと、自分の意思で、抱き締める。

胸に、湿った感覚がした。


「……また、抑えられなく、なるよ?」

「何とかなります。何とかします」

「嘘ついたら、酷いよ?」

「大丈夫です。何とかしてくれる人もいます」

「まったく、本当に……君は」


「……うん。でも、だから――」



続く言葉は、風に掻き消されて、京太郎の耳にしか届かない。

だけど、きっと。

あの記憶に縋るのは、これが、最後になるだろう――


判定直下
1〜50 ……何か、妙にスッキリした顔で帰ってきたね
51〜00 コンクリートに、固い何かを叩き付ける音がした。


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