過去ログ - ちひろ「一人暮らし始めました?」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/08/10(日) 22:53:26.61 ID:nA/wfccU0
響子「(分かってる。分かってるんです。人手的にも自らの素質的にもお菓子作りじゃなくてお夕飯の方に参加しなきゃいけないのは重々承知しているんです。私も一応お菓子を作れるしとかお菓子作りの人員が摘み食いをし過ぎてるから注意しなきゃというのが体の良い言い訳なのも深く意識しているんです。けれど、私があの二人の間に入っていくには勇気も知略も経験値も圧倒的に不足しています。同じ事務所の友達にこんな思いを抱きたくないけれど、はっきり言って怖くて堪まりません)」
響子「(でも、今日はこの家に来てる人がとにかく多いんです。木場さんに志乃さん、楓さんに早苗さん。未央ちゃんに卯月ちゃん、ここにいる五人、小学生の子だっているし、後から来る予定の人もいます。女の子とはいえ育ち盛りの子がこんなにたくさん、ふたりで作っていたら量はともかく品数が間に合うわけないんです。なにより、プロデューサーさんは仕事を終えて疲れてご帰宅されます。そんなプロデューサーさんを労う意味も込めて、私は全力で料理を作らなきゃいけません。も、もちろん皆にも美味しい料理を食べてもらいたいとは思っていますよ。本当ですよ?)」
響子「(だから、だからこそ、私はここで逃げるわけにはいかないんです。いざ、女の戦場へ…………)」
響子「……」
響子「(……や、やっぱり二人が包丁を使い終わってからにしようかな。特に他意はないですし、ましてや二人がどうこうする心配をしているってわけじゃないですけど。ほら、調理場って狭いですよね。あんまり同じような作業を複数人で行える場所じゃないですから。うん、タイミングって大事です)」
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