過去ログ - ちひろ「一人暮らし始めました?」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/10(日) 22:57:07.12 ID:nA/wfccU0


早苗「む? プロデューサーくんの部屋から悲鳴が……これは私の職場復帰を願う天の采配に違いないわね。さぁ、プロデューサーくん。ここを開けなさい! 唯一の仲間である篤美を失った今、私に恐れるものなど何もないのよ!」

モバP「あの人は……」

加蓮「プ、プロデューサー、これは違うの。あたしはその、そういうことを期待してプロデューサーのベッドを使ってたわけじゃなくて、単純に体調が悪くて寝てただけで。他に布団とかなかったし、あとでプロデューサーに嫌がられるかもとは思ったけど、フラフラしてたし仕方なくて……」

モバP「分かってる。分かってるから、落ち着いてくれ。むしろ加蓮が俺のベッドで寝ることを嫌がらなかったことが嬉しいくらいだから、落ち着いてくれ」

加蓮「え!? あたしが嫌がるわけないじゃん。さ、さっきの悲鳴だっていきなりでビックリしただけ。あたし、今日熱出てて汗かいてるから、その……。あと、初めてだし、いつにも増して体力がないから、途中で、あの、力尽きそうで」

早苗「こらーー!! さっさとここを開けろーー!! 今なら仮設裁判所は開いたうえでアイドル皆による法廷を経て私刑に処するくらいで許したげるわよ!」

モバP「仮にも法治国家で警察官をやってた人間のセリフとは思えないな……。加蓮はどんな夢を見てたのか分からないが、とにかく気をしっかり持て。まずは深呼吸だ。はい、吸ってー」

加蓮「え、えっと……うん。すーー」

モバP「吐いてー」

加蓮「ふーー」

早苗「もうさっさと開けなさいよー! 篤美の裏切り者ー! 私たち一生独身貴族として人生を謳歌しようって約束したじゃない! あなた約束したじゃない! あんたも高校時代に『えーまだ男子と付き合うとかいいかなー』『だよねー。皆で遊んでる方が断然楽しいし』『てゆーか、うちのクラスの男子ってガキっぽくない?』『分かるー。なんか、こう、うちの教頭先生みたいな渋さが欲しいねー』『うわっ、なにお前ジジ専かよー。友達として引くわー』『ひどっ! あんたこそ二次スキーのくせに』『うっせ。あたしはこのままでいいんだよ。さっき言ったみたいに友達と遊んでる方が楽しいから』とかなんとか言いつつ、結局、体育祭を機にクラスメイトと付き合い始めて、最後まであのときの会話を真摯に受け止めた私を売れ残らせたあいつらと一緒かーーー!!!」

モバP「はい、吸ってー」

加蓮「すーー」

モバP「吐いてー」

加蓮「ふーー」




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