過去ログ - ちひろ「一人暮らし始めました?」
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83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/11(月) 00:05:06.60 ID:oVakvn8+0
モバP「あー、木場さん。そこら辺は自分で見直しますんで、軽く流しちゃってください」
真奈美「了解。……それにしても、この企画はまた際物臭がするね。アイドルの嫁力チェック?」
モバP「俺も最近思い付いたんですよ。私生活を切り売りしてる芸能人って結構いるでしょう? それの真似事をするわけじゃないんですけど、アイドルたちに料理掃除洗濯辺りの作業をして競わせても面白いかなと。アイドルを身近に感じるという点ではこれ以上はないでしょうし」
真奈美「なるほど」
モバP「加えて、家事が得意でも評価されることって少ないんですよ。実際は男性にとっても女性にとってもポイントが高いのに。家事はできるならうまくて当たり前みたいに思われている節があるんですよね。そこら辺の認識をうまく利用できたらな、と」
真奈美「ふむふむ、ポイントは高いが評価されにくいか。うまいこと言うね、君は」
モバP「まぁ、だからこそアイドルの魅力アピールとしては微妙なところですが。大規模なイベントの後ですので、そのくらい外していっても大丈夫でしょう。局との交渉がうまくいけば他の事務所も巻き込めるはずです。家庭的な女の子っていうのは貰って損はほとんどない称号ですから」
真奈美「……本当に恐れ入ったよ。まさかアイドルと半同棲生活を送っている最中にこんなイベントを企図していたとは、プロデューサーの面目躍如と言ったところかな」
モバP「そんな大層なものじゃないですって。……んっと」
真奈美「さっきからやけにスマートフォンを気にしているね」
モバP「あ、仕事振っといてすいません。改めて企画書をまとめてると響子の苦労が偲ばれましてね。今、日頃のお礼を言ってるところなんですが……」
真奈美「ほぅ、殊勝な心掛けじゃないか」
モバP「いや、ね、なんか逆に気を遣わせてしまったみたいで、『こちらこそお世話になってます』的な返事がすごい勢いで来てるんです。ちょっと目を離した隙に未読が20個ほど溜まってるんですよ」
真奈美「君が自分で言っていたことじゃないか。誰だって評価されれば嬉しいだろう」
モバP「そういうもんですかね」
真奈美「まかり間違っても、相手の負担になってそうだから止めるように提案してみようかなどと思うんじゃない。君か響子君のどちらかが無理強いされていると感じない限りは続けてもなんら問題はないことだ」
モバP「……よく分かりましたね」
真奈美「(勘違いした響子君の才能が開花するのはこちらとしても御免被りたいところだ。やっとまゆ君が大人しくなってくれそうなのに、新たな火種の投下は避けたい。彼女にはしばらく一途で家庭的な女の子のまま過ごしてもらおう)」
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