過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「ぼーなすとらっく!」
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36: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/08/11(月) 02:52:24.57 ID:QKnXaulJ0


ここでまさかの名前呼び。

いや、確かにプロデューサーじゃないとは言ったが、さすがに予想外である。


何気に、名前で呼ばれたのは初めてであった。



八幡「ああーっとだな……」



我ながら情けない。
名前で呼ばれた程度で、ここまで動揺するとは。

気を取り直して、言葉を選ぶ。



八幡「……ここで少し、俺の友達の話をしていいか」

凛「…………」



凛は思いっきり怪訝な顔をするが、その後首肯する。
良かった、ここで断られたらどうしようかと思った。

俺は、ゆっくりと語り出す。



八幡「……その友達は、ぼっちでな」


凛「…………」


八幡「昔っから人付き合いが苦手で、忘れられ、いない者として扱われるのがざらだった」


凛「…………」




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