過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「ぼーなすとらっく!」
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516: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2015/01/28(水) 00:21:58.50 ID:EUsZDlfE0













あの後、焼却炉にて無事にゴミを処理し終えた俺たちは教室に戻り、その場で別れた。


掃除を終えたので俺は奉仕部の部室に、奈緒はシンデレラプロダクションへ。
学校へ来ていたのでてっきり休みだったのかと思ったが、この後しっかり仕事が入っているらしい。

どうやら、アイドル業の方は上手くやっているようだ。


……ただ、その割には少し元気が無かったようにも思える。

きっとその原因は、先程話した一ヶ月前の件だけではなく“あれ”が多分に効いているのだろう。
その証拠に、今日の会話中仕事関係の話は一言も喋らなかった。

落ち込んでいるのか、不甲斐なさを感じているのか、はたまた両方か。


正直に言ってしまえば、俺も一緒の気持ちだ。
本気で悔しいと思っているし、心の内のモヤモヤが晴れない。

彼女たちと同じように、俺も言葉に出来ない気持ちを抱えている。


……だが、そんな事は言えはしまい。


俺なんかよりもずっと、当人たちの方が悔しいに決まっているのだ。

悔しくて、辛くて、いてもたってもいられない。そう思っているはずだ。



彼女たちの方が、ずっと。






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