過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「ぼーなすとらっく!」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2015/01/28(水) 01:19:54.91 ID:EUsZDlfE0
俺は笑いを零すと、再び歩き始める。
こりゃ、本当にお茶する事になるかもな。
何か、礼でもしなきゃ顔向け出来そうにない。
八幡「つーか今更だけど、歩きながら電話してっと危ねぇぞ」
凛『それはそっちも、でしょ。いいじゃん、もう少しこうしていたいし』
電話から聞こえる声に耳を傾け、ふと、顔を上げる。
いつの間にか辺りは暗くなっており、見上げれば、星が瞬いていた。
まるで、いつか二人で見た景色のように。
凛『……また電話しなかったら、承知しないからね』
八幡「言っただろ。本当に暇な時は電話してやるよ……料金は、タダみたいだしな」
凛も、同じ景色を見ているのだろうか。
今は隣じゃない。
それでも、いつかきっと。
凛『うん……私も、待ってるから』
互いに違う道でも。
今はただ、歩き続けよう。
彼と彼女が、再び出逢うことを信じて。
了
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