過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「ぼーなすとらっく!」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2015/03/29(日) 23:38:11.57 ID:Q+twN9l80
まるで予想外だったと言わんばかりの多田の反応。
むしろ、何故引き受けてくれると思ったのか。
と、そこで助け舟とばかりに近寄ってくる一人の陰。
こちらも同じく先に来ていた木村先輩だ。
夏樹「まぁ話でも聞いてくれ八幡。何も武道館ライブのバックバンドやってくれって頼んでるわけじゃねぇんだからよ」
八幡「? 非公式のライブって事っすか?」
今の台詞の感じだと、お金を取るようなちゃんとしたライブではないのかと思い至る。……いや、それにしたって厳しいですけどね? 始めてまだたかだか数ヶ月ですよ?
夏樹「非公式、ってわけじゃないんけどな。なんつーんだ、学園ライブ? って言えばいいのか」
八幡「学園ライブ?」
夏樹「ま、要は学校の体育館使ってライブしようって事だ」
李衣菜「いやー良いよね! まさに青春って感じで!」
本当に楽しそうにそう言う多田。
いやいや、簡単そうに言うけどライブはライブだぞ? 黙ってプロに任せた方が得策だと思うんだが。
夏樹「お前の言いたい事は分かる。けど、予定じゃ四曲の内一曲を任せようって話になってるからさ。今から一曲集中して練習すれば充分間に合うだろ。他の曲はプロがちゃんとやるし」
一曲、か。
確かにそれなら割となんとかる気もする。
だけど、なぁ。さすがにいきなりは……
俺が未だに悩み唸っていると、木村先輩は念を押すように更に言ってくる。
夏樹「それに、自分の学校の生徒がバックバンドをやってるってだけで絶対盛り上がるだろ?」
八幡「まぁ、確かに葉山が演奏してるだけで女性人気は間違い無し……って、え?」
思わず、一瞬思考が固まる。
今、この人は何と言った?
八幡「“自分の学校の生徒”……? って、まさかライブする学校って……!」
葉山「総武高校だよ。もう学校には話を通してあるから、近々告知されと思う」
は、葉山ぁぁぁああああ!?
何してくれてんだお前はぁ!?
スタジオを扉を開け、図ったように会話に参加してきた葉山を睨みつける。
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