過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「ぼーなすとらっく!」
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883: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2015/05/11(月) 00:38:39.20 ID:BguSUa0P0

自然と、声が小さくなってしまった。

別に俺がアイツを独占しようとしてるわけじゃない。仕事上、凛の人気が上がれば上がる程忙しく、時間が取れなくなってしまう。それは凛も了承しているし、仕方の無いことだ。

だが、それがハナコに分かるとも限らない。
コイツからすれば、最近は凛の帰りが遅く、中々遊んで貰えないと不満を感じているかもしれない。
そう考えれば、その原因の一端である俺はハナコにとって、少なからず憎らしい存在と思われてるかもしれない。

それを知らずにこうして懐いてくれるのか。はたまた、知った上で俺に懐いてくれてるのか。それは俺には分からない。だから、一言謝っておく事にした。意味を成さなかったとしても、それでも、言っておいた方が良い気がしたから。



八幡「ま、アイツのことだ。どうせどんなに忙しくても遊んでやってんだろうな」



苦笑しつつ俺が一人呟くと、ハナコはまた一度小さく鳴いた。



八幡「なんだ、やっぱそうなのか」



抱え上げるようにして、自分と同じ目線まで抱き寄せる。
ちょっとダックスぽいな。



八幡「ってこら、やめんか」



ぺろぺろと顔を舐めてきたので、思わず引き離す。
だがそれでもじゃれて来ようとするハナコを見て、自然と笑みが零れてしまった。

なんなんだろうね。やっぱあれか、俺は犬にモテる体質なのか。そう考えれば色々と納得がいく。これはもう人より犬と添い遂げた方が幸せになれるんじゃね? いや待て、犬属性の女の子とかいればそれもう完璧じゃ……



凛「……プロデューサー?」

八幡「っ!?」




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