過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「ぼーなすとらっく!」
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918: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2015/06/17(水) 00:18:59.86 ID:OVR+r6EH0






人は誰しもが、自分の物語の主人公。



そんなフレーズを最初に聞いたのは、俺がいくつの頃だっただろうか。
あまり良くは覚えていないが、それでも当時の俺が否定的だった事は何となく覚えている。だってそうだろう?


友達もいない、遊びにも誘われない、女子と話すこともない。


そんな俺は、俺の物語の主人公だと言えるのだろうか? もし言えたとしても、それは何とつまらなく、退屈な物語だろう。そんな物語ならば、俺は主人公でなくとも構わない。

そう思って、酷く辟易したものだ。


だが、事実は小説よりも奇なりとはよく言ったもので、最近の俺は少しばかり普通の人とは異なった人生を歩んでいる。

女の子の夢を叶えるお手伝い、とでも言えば素晴らしいお仕事に聞こえるが、実際は営業と企画とマネジメントが主なプロデュース業。


かつてぼっちだった俺は、いまやアイドルのプロデューサーへとなっていた。

……いや、友達少ないし今でもぼっちの時はぼっちなんだけどね。


いったいどんな運命の悪戯でこうなったのか。正直、本でも出したいと思ってるのは本音である。ぶっちゃけその辺の奴より面白いのを書く自身はある。

ぼっちからプロデューサーへ、そんなまるでジェットコースターのような人生を歩んでいる俺だが、こういった仕事をしているとまた面白いものが見えてくる。





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