過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「ぼーなすとらっく!」
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969: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2015/06/21(日) 18:07:56.90 ID:B7oNwt+N0



ゲラゲラと、当時を思い出すかのように笑う早苗さん。いやいやいや、何も笑えないんですが。

俺の非難めいた視線を感じたのか、早苗さんはごめんごめんと俺の肩を叩く。



早苗「いや、別に友達がいないのを笑ったんじゃないのよ? ただ、そういうのを取り繕わずにケロッと言っちゃうのが凄いなと思ったのよ。あの時は衝撃だったわ」

凛「なんか絵が想像つく……」

八幡「どういう意味だそりゃ」



けど、それを言うなら俺だってあの時は変な人に会ったと思ったぞ。

サボっていた俺を最初こそ注意したものの、話している内にどんどんフランクになっていって、律儀に俺の話を聞くし、頭ごなしに叱ったりしないし、なんなら何故か俺が早苗さんの身の上話を聞かされたりもして……こんなお巡りさんもいるんだなと、不思議に思ったもんだ。



凛「でもちょっと意外だな」

八幡「何がだ」

凛「いや、プロデューサーって学校サボったりとか、そういう事はしないと思ってたからさ」



凛がそう言うと、早苗さんは「ほほう」と少し驚いた様子を見せる。



早苗「なるほどねー。さすがは担当アイドルとプロデューサーって感じだわ。確かに比企谷くんはあの時…」

八幡「いいっすよ、そんな面白くもない話は」



話し始めようとした早苗さんを止めにかかる。自分の過去の話をされた所で気恥ずかしいだけだしな。



八幡「それよか、俺は早苗さんがアイドルになっていた事の方が驚きですよ。入ったの最近ですよね?」

早苗「そうねぇ、三ヶ月くらい前だったかしら。なんか今のプロデューサーくんにスカウトされちゃってね。楽しそうだったし、こんな道も良いかなって」





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