過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「ぼーなすとらっく!」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2015/06/21(日) 18:15:56.36 ID:B7oNwt+N0
八幡「……とりあえず、一端荷物置きに行くか。挨拶もしておきてぇし」
凛「そうだね。ゆっくりするのはその後って事で」
こういう時、凛のまともさは大変ありがたい。
名残惜しそうにグラスを見つめる楓さんも連れ、広間を後にする。
早苗「終わったらちゃんと戻って来なさいよー!」
文香「…………」 ぺこ
去り際に嫌なお誘いを受けてしまったが、すっぽかしたら後が怖いんだろうな。
何より、動けずにいる鷺沢さんが不憫であった。
……つーか、楓さんを連れて夜中に押し掛けて来たりしないよな。なんかマジであり得そうで怖くなってきた。
近くに階段を見つけたので、荷物を担ぎ直して登りにかかる。ここ、エレベーターとか無いのかしら……
途中窓があったので覗いてみれば、まだ昼間だとのに薄暗い景色であった。恐らく、周りを森に囲まれている事を除いても。
凛「なんか、天気悪いね」
楓「確か予報では雨だったかしら。酷くならないと良いけれど」
二人の会話を耳にしつつ、何となく外の景色から視線を外せない。
何か、嫌な予感がするな。
それが訪れたことの無い地に足を踏み入れた緊張からなのか。それとも、未だ始まっていない新たな仕事への焦燥なのか。俺には分からない。
しかし、分かっている事もある。
俺の嫌な予感は、大体当たる。
何の根拠も無いが、ぼっち暦の長い俺だからこそ感じ取れるものもある。……なんかちょっと蘭子に毒されてないか俺。
まぁ、何も無ければそれに越した事はない。
形容し辛い気持ちを振り払うかのように、俺は踵を返して歩き出した。
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