過去ログ - 【ごちうさ】ココア「ロゼちゃんに恋愛相談するよ」
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1: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:02:22.76 ID:1up6POyw0
※心ぴょんぴょん指数は保証できません。
※結構シリアスです


木組みの街のとある喫茶店

ココア「ここで会ったのも何かの縁、ってことで、ちょっと聞いてもらいたい悩みがあるんだけど……良いかな?」

ロゼ「え、ええ。勿論! 大丈夫ですわ」

ロゼ(ま、まずい……どこまでボロを出さずにお嬢様できるか…)

ココア「私の働いてるラビットハウスにリゼちゃんっていう、ロゼちゃんにそっくりな子がいるんだけど」

ココア「あ、前も話したっけ?」

ロゼ「ええ、覚えていますわ」


ココア「私ね、その子のことが……好きなんだ」

ロゼ「」

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2: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:03:55.96 ID:1up6POyw0
ロゼ「……そ、その好きというのは、どういう」

ココア「友達としてのだったら悩んだりしないよ〜」

ココア「? ロゼちゃん顔赤いよ、どうしたの?」
以下略



3: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:06:23.67 ID:1up6POyw0
ココア「その、私の好きなリゼちゃんのこと、友達のシャロちゃんも好きみたいで」

ロゼ「」

ココア「私はつい最近、チノちゃんに……この間一緒にいた子に、告白されちゃったし」
以下略



4: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:08:54.99 ID:1up6POyw0
ロゼ(え、私の周りの人間関係ってこんなにひっからまっていたっけ?)

ロゼ(何もかも初耳だ……チノに関してはいつかしそうとは思っていたが…)

ココア「ねえ、ロゼちゃん。私、どうすればいいんだろう」
以下略



5: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:10:11.64 ID:1up6POyw0
ロゼ「……あまり早急に答えを出さないほうが良いと思います」

ココア「?」

ロゼ「他の人への自分の気持ち、リゼさんへの気持ち、そういった気持ちを自分の中でもっとしっかり整理してから」
以下略



6: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:11:30.30 ID:1up6POyw0
ココア「整理か……もう何ヶ月も考えてるけど…チノちゃんへの返事はもうちょっと待ってもらわないとかなぁ」

ロゼ「きっと、待っていてくださいますよ」

ロゼ「あの、私はそろそろ……その、お稽古がありまして」
以下略



7: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:13:01.93 ID:1up6POyw0
夜・リゼの部屋

リゼ「ココアとシャロが私のことを好き。千夜はシャロが、チノはココアが好き……」

リゼ「……私がいなければ、丸く収まっていたのか?」
以下略



8: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:15:01.06 ID:1up6POyw0
翌日・ラビットハウス

リゼ(寝不足だ……)

チノ「大丈夫ですかリゼさん。顔色が悪いです」
以下略



9: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:15:59.70 ID:1up6POyw0
リゼ「ココアのこと、好きなんだな」

チノ「!? な、なななにを言ってるんですかリゼさん! ココアさんはそういうのでは」

リゼ「見てれば、わかるよ」
以下略



10: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:17:13.01 ID:1up6POyw0
リゼ(チノ、楽しそうだな)

リゼ(やっぱり私が身を引いた方が…)

リゼ(でも、何故だろう……ココアをチノに取られると思うと、少し、もやっとする)
以下略



11: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:17:49.55 ID:1up6POyw0
夕方・甘兎庵前

リゼ(チノに頼んで、少し早めに上がらせてもらった)

リゼ(チノ、少し嬉しそうだったな……まあ、二人きりになれるんだから当然か)
以下略



12: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:18:48.00 ID:1up6POyw0
千夜「あら、いらっしゃいリゼちゃん」

リゼ「千夜、今から少し時間あるか? ……相談があってな」

千夜「真面目な話、みたいね。大丈夫よ、もう私も上がれるから。奥の部屋で話しましょう」
以下略



13: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:19:52.66 ID:1up6POyw0
千夜「……なるほどね。ねぇ、リゼちゃん」

リゼ「ん? 何かわかったか?」

千夜「そんな話を私にしてきたってことは、シャロちゃんは眼中に無いってことでいいのよね?」
以下略



14: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:21:42.84 ID:1up6POyw0
リゼ(確かに、私はシャロも私のことを好きだとは聞いていたけれど…)

リゼ(シャロのこと、まるで忘れてるように考えてなかった)

リゼ(もしシャロの告白を受けるつもりなら、これほど嫌味な相談も無いというのに)
以下略



15: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:23:24.52 ID:1up6POyw0
リゼ「そんなの…わからないから聞きに来ているんだ…」

千夜「本当にわからないなら、ココアちゃんも振ったほうがいいわ」

リゼ「!?」
以下略



16: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:25:33.83 ID:1up6POyw0
千夜「私はね、リゼちゃん」

千夜「シャロちゃんに、あなたのことで相談を受けるたび、そんな気持ちだったから……」

リゼ「そうか…すまん。今日は、もう帰る…」
以下略



17: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:26:57.23 ID:1up6POyw0
リゼ(ココア…)

リゼ(私に付き合って、教官と呼んでくれたココア)

リゼ(ドジで見守っていたくなるココア、パン作りに情熱を燃やすココア)
以下略



18: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:27:56.92 ID:1up6POyw0
シャロ「どうしたんですか、先輩がそんなにぼーっとしてるなんて」

リゼ「いやぁ、なんでもないよ。あはは」

シャロ「……好きな人のこと考えてたとか」
以下略



19: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:28:48.13 ID:1up6POyw0
リゼ「……シャロのことじゃ、無いよ」

シャロ「!? 先輩…?」

リゼ「ごめんな。色々あって、シャロの気持ちは知ってるんだ」
以下略



20: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:30:11.37 ID:1up6POyw0
シャロ「リゼ先輩! 私、リゼ先輩のことが好きです! 付き合ってください!」

リゼ「だ、だから私は…」

シャロ「」グスッポロポロ
以下略



21: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/11(月) 10:31:01.95 ID:1up6POyw0
シャロ「ありがとう、ございました。グスッ ちゃんと告白、グスッ、できてよあった…」ボロボロ

リゼ「シャロ…」

シャロ「来ないでください!」
以下略



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