過去ログ - 勇者「それでも俺は魔王を倒す」ヒロイン「言うと思った」
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◆x.6zTnwIjo
[saga]
2014/08/11(月) 11:11:05.47 ID:ZbuWHB4fO
勇者「戻りました」
戦士「遅くなってすいません」
ヒロインの母「いえいえ、お気になさらず。それでさっきの話の続きですが…」
ヒロインの母「ヒロインが勇者さん達の後を追いかけ、付いていきたいと言った時は驚きました」
勇者「?!」
ヒロインの母「最初は正直反対でしたが…でも、勇者さん達になら任せられる…そう思ったんです」
戦士「そ、それはどうも…」
ヒロイン「……」
ヒロインの母「…そんな訳で、色々あるでしょうが、勇者さんに戦士さん。これからもウチの娘をよろしくお願いしますね」
勇者「は、はい!」
ヒロインの母「私にできる事があれば、何でも仰って下さい」
戦士「じゃあ、早速ですけど…1つ聞きたい事が」
ヒロインの母「何でしょう?」
戦士「魔王の事について何か知りませんか?居場所とか、少しでも情報が欲しいんっすよ」
ヒロインの母「そうですねぇ…魔王城という城にいるとは聞いた事がありますけど…」
勇者「魔王城…まんまですね」
ヒロインの母「すいません、私にはそれ以上は…」
ヒロインの母「そうだ、王様ならきっとご存じなんじゃないかしら!」
戦士「王様って…確か今は王都から離れた場所に移り住んでるって話っすよね?」
ヒロインの母「ええ。なんでも隣の街で暮らしておられるとか」
勇者「隣街…って事は近いんですか?」
ヒロインの母「ここから北にある山を越えた先の、湖の畔の街ですわ」
勇者「わかりました、ありがとうございます。では俺達はそろそろ…」
ヒロインの母「はい、いつでもいらして下さいね。ヒロイン、勇者さん達と一緒に頑張るんだよ!」
ヒロイン「……」
戦士「おいおい、返事ぐらいしてやれよ。母ちゃんが心配してんだぞ?」
ヒロイン「あなたには関係のない事よ。用が済んだなら行きましょう」ガチャ
戦士「あ、ちょっと待てって!」タッタッ
勇者「じゃ、じゃあまた!」タッタッ
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