過去ログ - 勇者「それでも俺は魔王を倒す」ヒロイン「言うと思った」
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20: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2014/08/11(月) 11:12:37.25 ID:ZbuWHB4fO
【湖の畔の街】

勇者「ここが王様のいる街か…」

戦士「デカい湖だな…しかしよ、なんで王様なのに王都から離れて暮らしてるんだろーな?」

勇者「魔王から身を潜める為…とか?」

ヒロイン「さぁね」

勇者「さぁね、じゃないだろ」

ヒロイン「何が?」

勇者「…もしかすると、王都はかなり危険な状態なのかもしれない。こうしている間にも誰かが苦しんで…」

ヒロイン「それで?全てを救えるとでも思っているの?」

勇者「全て…とは言わないけどさ。一人でも多くの人を助けたいとは思うよ」

ヒロイン「…そうね、あなたはそういう人よね。一人でも助けたい…その気持ちは立派なものだわ」

ヒロイン「けど…それが本当に正義なの?一人だけ助けられたとして…家族も、友達も、生きる意味も…何もかも失ったその人はどうすればいい?」

勇者「そ、それは…でも死ぬよりはいいだろ!!生きていればきっといい事だってある!死んでしまえばそこで終わりなんだぞ?」

ヒロイン「…生きていれば、か。随分とわかった風な口を聞くのね」

勇者「なんだよ、馬鹿にしてるのか?!」

戦士「お、おい…喧嘩するなよ!」

勇者「そりゃ俺は何もわかってないかもしれないさ…だって記憶がないんだから!仕方ないだろ、だったらヒロインが教えてくれよ!俺の事も色々知ってるくせに勿体つけてさ!」

ヒロイン「…何?私はあなたにものを教える機械じゃないのよ?それなのに…いつもいつも…!!私は…私は…っ!!」

戦士「はいはーい!ストップストーップ!!」

勇者「せ、戦士!」

戦士「お前らどーしたんだよ、疲れてるんじゃねーのか?特にヒロイン、そこまでお前が感情的になるなんて珍しいじゃねーか」

ヒロイン「……」

戦士「いいか、王様に話を聞くのは明日でもできる。今日はもう宿屋で休むぞ、2人共ちょっと頭冷やせ」

勇者「…戦士の言う通りかもな」


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