過去ログ - 勇者「それでも俺は魔王を倒す」ヒロイン「言うと思った」
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30: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2014/08/11(月) 11:51:06.75 ID:ZbuWHB4fO
【雪原】

戦士「へ、ヘックション!!」

勇者「き、汚いな、こっちに飛ばすなよ…」.

戦士「し、しし仕方ねーだろ!こんなに寒いんだからよ!」

勇者「寒いのは…おお俺も同じだけど…い、いやだからこっちに飛ばすなって話で…」

ヒロイン「……」

戦士「ヒ、ヒロインは寒くねーのか?!涼しい顔してるけど…」

ヒロイン「うん、別に大丈夫」

勇者「…そういやヒロインはいつも動じないよな。寒くても暑くても、雨が降っても魔物に噛みつかれても…」

ヒロイン「…私は魔法が得意だから。身体能力自体はあなた達に到底及ばないけど…魔力を全身に纏う事で、防御力を最大まで押し上げているの」

勇者「なるほど。道理で怪我とかも全然しない訳だ」

戦士「すげー。俺は魔法なんて全然使えねーからなぁ。羨ましいぜ」

ヒロイン「……」

勇者「魔法かぁ…一応俺も使えるんだけどなぁ。ヒロインみたいに難しいのは…」

「ここは遠さないよーん!」ビュンッ

戦士「おわっ!!ま、魔物…?!お前一体どこから…」

「クスクス、相も変わらずまたノコノコやって来たんだぁ?ほんっと懲りないねぇ?」

勇者「…お、お前も俺達の事を知っているのか?!」

サキュバス「もちろん知ってるよぉ?あたしは魔王様の側近のサキュバスっていうの!短い間だけどよろしくねぇ」

ヒロイン「……」

サキュバス「クスクス…しっかしヒロインちゃん、あんたもいい加減飽きないのぉ?それとももしかして、楽しいなんて思っちゃったりしてるのかなぁ?こーんなおままごとが」

ヒロイン「…黙って」

サキュバス「あらら、怒っちゃった?ごめんねークスクス」

ヒロイン「…お喋りをする為に来たんじゃないわ。始めましょ?」

サキュバス「それもそーだねぇ。じゃあ…始めちゃおっか!」バッ

勇者「…来るぞっ!!」

戦士「ちぃっ!!こんな所で負けられるかよっ!!」ブオッ

サキュバス「あはは!そんな攻撃効かないよ。でも、これだけ実体化できるなんて大した能力だよねぇ…勇者君の魔法?それとも幻術なのかな?」

勇者「実体化?何をだよ!」ザシュッ

サキュバス「きゃっ!!いったーい。女の子傷付けるなんて、サイテーだぞぉ勇者君!ブラックガスト!」ブシュッ

勇者「ぐああっ!!…ヒ、ヒロイン!さっきから何ボーッとしてるんだよ?!魔法で援護してくれ!」

ヒロイン「…ふぅ、わかったわ。ファイア」ゴォッ

サキュバス「そうそう、まとめてかかっておいでよ!その方が楽しいじゃん?クスクス」


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