過去ログ - 勇者「それでも俺は魔王を倒す」ヒロイン「言うと思った」
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8: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2014/08/11(月) 11:00:13.55 ID:ZbuWHB4fO
長老「おお!!勇者、戦士!今日が約束の日じゃが…本当にやってくれるのか?」

勇者「約束の日?」

戦士「あったり前じゃねーか!俺と勇者の2人に任せとけって!」

長老「うむ、そうか…ところで、そちらのお嬢さんは?」

ヒロイン「……」

戦士「それが、ヒロインっていうらしいんだけど…俺もよく知らねーんだ。勇者の彼女…かな?」

勇者「い、いやいや!彼女じゃないし!」

ヒロイン「誰だっていいでしょ。私は魔法が使えるわ、足手まといにはならないと思うけど」

戦士「ええっ?!ヒロインも俺達に付いてくるつもりなのか?!」

ヒロイン「そのつもりじゃなかったら、ここにいないでしょ?」

勇者「ヒロイン…」

長老「ふむ…まぁ、仲間は多い方が心強いしのぅ」

長老「ええと…ヒロインさん、どうか2人と仲良くしてやってくださいの」

ヒロイン「……」

長老「そして勇者…戦士。こんな事を言われては重荷かもしれんが…お前達には本当に期待しておる」

長老「今や魔物達のせいで、街から出る事すら危険な状況じゃ。…それも全ては憎き奴のせい!」

勇者「奴…?」

長老「魔王…奴が現れてから、この世界は…!」

勇者「魔王?!」

長老「ん?どうかしたか?」

勇者「あ、いや…なんでも…」

長老「ともかく、魔王と戦える程の実力を持つのは、少なくともこの村ではお前達しかおらん。」

長老「勇者が魔王を倒しに行くと言い出した時は驚いたもんじゃが…」

勇者「え、俺が?!」

長老「今となっては、お前達だけがワシらの希望の光じゃ。」

戦士「希望の光…悪くねぇ呼ばれ方だな。まぁ期待しててくれよ!」

長老「魔王を倒すと誓った勇者、そして勇者と共に旅立ちを決意した戦士…お前達はこの村の英雄じゃからのぅ。死ぬなよ…2人共」

戦士「へへっ了解だ。じゃ、そろそろ行こーぜ勇者!」

ヒロイン「ふぅ。話は終わったみたいね」

勇者「魔王を…俺が倒しに…」

戦士「旅には準備が必要だ、まずは道具屋に寄るぞ」


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