過去ログ - 【ジョジョ】ラスボスのスタンドがDIOを倒すために集結したようです【エジプト編】
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92: ◆zuGQQ/lbZc[saga]
2014/09/03(水) 21:05:51.34 ID:NxKLbVXi0
―ホテルの廊下―
アヴドゥル「よし!それではDIOの館の捜索に行こう!」

ウゥゥゥゥンウゥゥゥゥン

ポルナレフ「なんだ!このサイレンは!?」

サイレン「非常事態宣言が発令されました!決して外には出ないでください!
     現在、街中で大量のカタツムリが発生しています!そのカタツムリ…に触れる…と」プツン

花京院「な、なんだ!?カタツムリ?」

アヴドゥル「ジョースターさん!まさか!?」

ジョセフ「うむ。間違いない!『ヘビーウェザー』じゃ」

アヴドゥル「光の当たらない廊下にいたのは幸いでしたね。しかし、イギーが再びあの能力を発動させるとは…!
      まさか、強力なスタンド使いと戦っているのでは?」

ジョセフ「おそらくな。とりあえず、今はここから動けん!」

承太郎「おい!ふたりで盛り上がってないで、説明しろ!」

アヴドゥル「ああ。あれは私がニューヨークを訪れていたときのことだ。
      ニュースでとある街の住人の変死体が大量に発見されたという話をきいた私とジョースターさんはその町を訪れた」

ジョセフ「もしかしたらDIOの仕業かもしれんと思ったからのぅ。SPW財団に街をそのままにしてもらうように頼み、二人で向かったのじゃ」

アヴドゥル「訪れてみたらひどいものだった!全身を虫か何かに食い殺された死体がそこら中に転がっていたのだからな!
      その後、生き残りの人への聞き込みなどの調査を続けてこの現象の正体がわかった…」

ジョセフ「この現象を起こしたのはその街のボス犬、イギーのスタンド能力『ヘビーウェザー』によるものだったのだ!!」

アヴドゥル「恐らく別のスタンド使いと戦っていたイギーが追いつめられ発動したのだろう」

承太郎「それで?どんな能力なんだ?」

ジョセフ「簡単に言えば、人間をカタツムリだと錯覚させる光を発生させ、人々をカタツムリに変えてしまう能力じゃ。敵味方関係なくな」

アヴドゥル「そしてどこからともなくマイマイカブリのような虫が現れ、人々を食い荒らすのだ!」

ジョセフ「もしかすると幻覚や催眠術のようなものなのかもしれないが、危険であることには変わらん!
     事態が収まるまでここに隠れていよう…!」
―路地―
ペット[なんとすさまじい能力だ…!意識がなくなっていく… 完敗だよ。このペットショップにとって強者だけが真理!
    勝者だけが正義であり友情!悔いはない… 最後にお前のような強者と戦えてよかった。さら・・・ば…だ]

ペットショップは風になった。イギーが無意識の内にとっていたのは「敬礼」の姿であった。
言葉は通じなかったが、無言の男の詩があった。奇妙な友情があった



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