過去ログ - 女騎士「黒パン固ぇwww」 -SS速報VIP

過去ログ - 女騎士「黒パン固ぇwww」

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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/12(火) 02:28:00.84 ID:4D1NQVaAO
女騎士「う～っし、魔獣がひ～ふ～み～、まぁいいや大量ってことだな」

近隣の村を襲っていた魔物の討伐依頼があり、女騎士は住処と思われる洞窟に入り、囲まれた。

だというのに、女騎士は余裕綽々といった感じで、腰に差している小型の、鈍い白色の美しい斧を抜いて構えた。

女騎士「腹へんのはわかんだけどさ～、人のもの勝手に奪っちゃだめなんだぜ？自分がそうだったから、あんまり強く言えないんだけどさwww」

当然、女騎士の声は取り囲んでいる魔物には意味が分からないものだ。

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/12(火) 02:35:15.99 ID:4D1NQVaAO
それでも、獣だからこそバカにされたことはわかり、それが引き金となって一斉に襲いかかってきた。

女騎士「ありゃ～、穏便に済ませたかったんだけどなぁ」

先頭で飛び込んできた魔獣の鼻っぷしを殴りつけ、続く後方の二体について、右は顔を半分に割り、左は空いている左手で顔面を鷲掴みにして、そのまま首をひねる。

以下略

3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/12(火) 02:42:17.56 ID:4D1NQVaAO
時間にして数秒の内に仲間がいともたやすく絶命していく。

女騎士「まだやる～？ぶっちゃけ村を襲いさえしなきゃ、どうでもいいんだよな～」

力の差は歴然としていた。しかし、縄張りを荒らされ、仲間を容易く殺した女騎士に対して、魔獣達は恐怖よりも怒りが勝ってしまった。

以下略

4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/12(火) 02:50:11.47 ID:4D1NQVaAO
女騎士「終わったぞ～、そんちょ～」

「おぉ、女騎士様、ご無事でしたか！」

魔獣の巣の、気の乗らない後始末も済ませて、被害報告があった村に女騎士は戻る。

以下略

5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/12(火) 02:58:44.99 ID:4D1NQVaAO
「ありがとうございます、ささ、どうぞこちらへ。おもてなしいたします」

女騎士「いいねいいね、なんにしても腹減ったよ」

「では、食事の用意をさせていただきますね」

以下略

6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/12(火) 03:02:19.14 ID:h1ZxtEtx0
スレタイ回収早かった

7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/12(火) 03:06:15.97 ID:4D1NQVaAO
「も、申し訳ありません！」

女騎士「へぇ？なんで謝るんよ」ﾓｷﾞｭﾓｷﾞｭ

心底不思議そうな表情で、女騎士は村長を見る。

以下略

8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/12(火) 03:15:02.88 ID:4D1NQVaAO
女騎士「それも気にしなくていいよ～。好きでやってることだから」

少しばかり、村長に面倒くさそうにしながら、女騎士は食事を続ける。

女騎士「そういやさ、行く前話したけど、ここらで病とか怪我とか、まぁ、なんでもいいけどそういうのに効くものってある？」

以下略

9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/12(火) 03:15:32.90 ID:4D1NQVaAO
>>6
だって深い意味ないもの。多分。

10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/12(火) 03:22:16.89 ID:4D1NQVaAO
「申し訳ありません、お役に立てず」

女騎士「良いってことさ～、後は頑張って村の皆が飯食えるようにしてな～」

「はい！」

以下略

11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/12(火) 03:30:50.68 ID:4D1NQVaAO
「何から何まで…、ご配慮頂き、本当に、ありがとうございます」

女騎士「民のために出来ることをするのが騎士だって、父様がいうからそうしてるだけ～。じゃあ帰るとしますかねぇ」

「あ、はい。出来れば村のもの全員で見送らせて欲しいのですが、宜しいでしょうか」

以下略

12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/12(火) 03:37:49.09 ID:4D1NQVaAO
『ありがとうございました～！』

村人全員から見送られ、お礼を言われ、女騎士は堅苦しさから解放されるなとホッとしながら、帰路に就く。

振り返ると未だに村人が手を振っていたので、仕方なく振り替えして、もう後ろは見ないことに決めた。

以下略

13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/12(火) 03:47:15.18 ID:4D1NQVaAO
女騎士「将軍、只今戻りました」

あの後、三日ほどかけて王都に辿り着いた女騎士は、そのまままっすぐ将軍の執務室へと報告に向かっていた。

将軍「ご苦労、首尾はどうであった？」

以下略

14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/12(火) 03:53:23.70 ID:4D1NQVaAO
将軍「というと？」

女騎士「畑の様子を見ましたが、荒れ地と変わらず、今年中に何らかの作物が出来るとは思えません。しかも、現在畑になっている場所以外は、豊穣な大地はなく、森と切り立った崖に囲まれています」

将軍「それだけに支援が必要だと提案するわけだな」

以下略

15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/12(火) 03:59:06.02 ID:4D1NQVaAO
将軍「わかった、政務官等に話はしておこう」

女騎士「は！報告は以上となります！」

将軍「本日は特にこなさなければならない任務はない。自宅に戻り休養するといい」

以下略

16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/12(火) 04:05:40.43 ID:4D1NQVaAO
女騎士「ゴロゴロ～ゴロゴロ～♪」

メイド「女騎士様、淑女として慎みある行動をしてください」

女騎士「なんだよ～、久し振りの自分のベッドでゴロゴロしてるだけじゃないか～」

以下略

17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/12(火) 04:11:13.76 ID:4D1NQVaAO
女騎士「父様の匂いだ！」

そういって部屋を全力で飛び出し、閉められなかった扉がキィと鳴る。

メイド「…この様子じゃ、ご結婚のお話自体、無理ですね」

以下略

18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2014/08/12(火) 04:14:01.97 ID:4D1NQVaAO
そろそろ眠いのでここまで、変わり種女騎士を書きたかっただけなんだけど、どうだろうねぇ？

19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/08/12(火) 04:22:28.11 ID:q/g4vVDH0
で？くっ殺はまだ？←

20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/12(火) 05:14:21.75 ID:nSTO0PC0O
おつ

21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/12(火) 08:53:31.19 ID:h1ZxtEtx0
乙

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